装甲空母〈関ヶ原〉1 真珠湾痛撃! (そうこうくうぼ せきがはら) 2004年3月13日発売 900円(税込み) コスミック出版 新書203頁 ISBN : 4-7747-1033-4 もはや日米開戦は不回避。苦悩の色を濃くする 連合艦隊首脳部の前に、吉凶判断つかぬ 報告が入った。横須賀沖に 謎の航空母艦が突如出現したというのだ。 装甲空母〈関ヶ原〉と名乗る正体不明の艦は アングルド・デッキを装備し、飛行甲板を 装甲化した本格型航空母艦だった この艦を建造したのは、 沖縄にある民間造船企業の『那覇ドック』。 その社長・轟木真之介の思惑は何処にあるのか? 関東大震災、空母〈天城〉大破、魔都神保町……。 これらの点が線となるとき、歴史は揺らぎ始める。 新世代の空母決戦大絵巻、ここに発進! 表紙 大西將美先生 |
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装甲空母〈関ヶ原〉2 ミッドウェー撃砕! (そうこうくうぼ せきがはら) 2004年6月11日 発売 予価900円(税込み) コスミック出版 新書205頁 ISBN : 4-7747-1043-1 帝都初空襲! ドーリットル隊の東京直接攻撃に 帝国海軍は震撼した。 日本本土へ肉薄するハルゼィ機動部隊に 立ち向かうは装甲空母〈関ヶ原〉ただ一隻。 真珠湾での傷を癒した〈関ヶ原〉は錨を上げ、 アメリカ空母艦隊へと突進を開始した! 菊の御紋章を持たぬ民間空母の オーナーは『那覇ドック』社長・轟木真之助。 彼は未来を垣間見た者としての 責務を果たすべく、横須賀と神戸で暗躍を続ける。 そして運命のミッドウェー海戦勃発! 日本海軍を待ち伏せるは 敵将スプールアンス提督率いる米空母部隊。 空母四隻を引き連れた山口多聞少将は 用兵の妙を見せ、これを屠るも、 やはり悪しき歴史は繰り返した。 この事態に装甲空母〈関ヶ原〉はどう動くのか? そして山本五十六大将直率の 戦艦〈大和〉は間に合うのか? 初夏のミッドウェー沖に 日米両軍の死闘が展開する……。 表紙 大西將美先生 |
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装甲空母〈関ヶ原〉3 ガダルカナル大炎上! (そうこうくうぼ せきがはら) 2004年9月13日 発売 予価900円(税込み) コスミック出版 新書220頁 ISBN : 4-7747-1053-9 装甲空母〈関ヶ原〉の奮闘により ミッドウェー島を占領した日本海軍であったが、 空母四隻を失った結果、 もはや積極的攻勢に出ることは 不可能だった。 一方、深手を負った米軍は急速に 母艦戦力を立て直し、 反抗地を南溟の島ガダルカナルに定めた。 制空権を握られた帝国海軍は 〈金剛〉級戦艦を投入し、 巨砲をもって敵飛行場の殲滅を図る。 その意図を挫かんとする米軍は、 強引なる夜間空襲を試み、 両軍は無益なる損失を積み重ねていく。 補給なきガ島の惨状に、 山本五十六は遂に転進命令を下した。 小澤治三郎率いる救出艦隊が出撃するや、 アメリカ太平洋艦隊もこれを阻止すべく、 残存空母を結集して迎撃に動いた。 不毛なる洋上航空決戦に ソロモン海は沸騰していく。 昭和一七年大晦日、ケ号作戦に 投入された装甲空母〈関ヶ原〉の運命や如何に? そして姿を消した『那覇ドック』社長 轟木真之助は何処に? 怒濤の第一部完結篇、ここに発進! 表紙 大西將美先生 |
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決戦空母「桶狭間」1 (けっせんくうぼ おけはざま) 2005年2月15日発売 予価900円(税込み) 発行所:コスミック出版 新書215頁 ISBN : 4-7747-1068-7 ガダルカナル撤退を辛うじて成功させた 日本海軍であったが、 劣勢は覆うべくもなかった。 戦線縮小を指示する 連合艦隊司令長官山本五十六は、 ブーゲンビル島上空で刺客に狙われるものの、 危機一髪で死地を脱する事に成功。 彼は一年がかりで新たなる秘策を練る。 占領下のミッドウェーから 撤収を完遂させたのち、 中部太平洋で伝統の漸減邀撃作戦を強行。 一気に雌雄を決する。 敗色一掃を目論む帝国海軍は、 パラオ沖に決戦海域を求めたのだ。 稀代のギャンブラーたる山本五十六が 最後に挑んだのは、 自らの命を賭けた大勝負であった。 民間空母たる〈桶狭間〉〈長篠〉 そして〈関ヶ原〉から成る 戦国級三艦の活躍や如何に? 『那覇ドック』社長轟木真之助は、 混迷極まる日米戦争に 軟着陸点を見いだせるのか? 吉田親司が送る新世代空母艦隊物語、 怒濤の第二部開幕! 表紙絵 : 長谷川正治先生 |
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決戦空母「桶狭間」2 (けっせんくうぼ おけはざま 2005年7月15日 発売 予価900円(税込み) 発行所:コスミック出版 新書205頁 ISBN : 4-7747-1081-4 1944年暮れ、戦乱の足音は急速に比島へと迫る! 比島奪還の決意に燃えるマッカーサー将軍が強引とも思える反撃開始を指示するや、機動部隊に護衛されたアメリカ上陸船団はレイテ島へ殺到した。 マスケティーア計画の開始である。 一方の日本海軍も悲壮な覚悟を固めていた。比島海面こそが連合艦隊の散るべき場所なり。我らもとより生還を期さず。その合い言葉のもと、小澤・宇垣・西村艦隊は、乱舞する米軍機に翻弄されながらレイテ湾へ直行する。 戦国級三空母こと〈関ヶ原〉〈桶狭間〉〈長篠〉も艦隊に組み込まれ、それぞれ別ルートから決戦海域へと進軍を開始した。 サン・ベルナルディノ海峡にて網を張るは真珠湾の亡霊戦艦。サマール島沖に群れるは護衛空母群。これらの難関を突破して、最終目的地レイテ湾で連合艦隊を待ち受ける運命とは? 昭和19年12月7日。開戦三周年のその日、フィリッピン海は沸騰した――。 民間空母大激闘の新世代空母艦隊戦記、物語はいよいよ佳境に! 表紙絵 : 長谷川正治先生 |
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決戦空母「桶狭間」3 沖縄防衛最終決戦 (けっせんくうぼ おけはざま) 2006年1月16日 発売 予価900円(税込み) コスミック出版 ISBN: 4774710938 新書222頁 日米海軍は共倒れの危機に瀕していた。 レイテ沖で辛うじて勝利を掴んだ 連合艦隊は台風で大打撃を蒙り、 また米太平洋艦隊もまた 同様の被害を受けていたのだ。 水上戦力を磨り潰した両軍は、 雌伏の季節に移行した。 そして昭和20年元旦。 戦局は激動した。ソ連軍満州侵略! 痩せ細った関東軍にこれを撃退する力はなく、 戦場は朝鮮へと飛び火した。 釜山を永久堡塁とし、死守を続ける日本陸軍を T34戦車の群れが襲う。 太平洋では再建なった空母機動部隊を ニミッツ提督自身が直率し、 日本海軍に復讐戦を挑む。 そして連合軍はついに沖縄に武力侵攻を開始! 〈大和〉〈武蔵〉〈信濃〉および 〈関ヶ原〉〈桶狭間〉〈長篠〉の残存艦は、 悲壮な覚悟のもと、最終決戦の場へ赴く。 その影で暗躍する『那覇ドック』社長轟木真之助、 最後の大博打とは? 真珠湾から大和特攻まで 太平洋戦争を鳥瞰する新世代空母戦記、 ここに堂々完結! 表紙絵 : 長谷川正治先生 |